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    タグ:東京オリンピック


    オリンピックで楽しかった競技は? 3位「柔道」、2位「野球・ソフトボール」 1位はやっぱり…?


    東京オリンピック(とうきょうオリンピック) 開催された大会 1964年東京オリンピック - 1964年に開催された第18回夏季オリンピック。 東京オリンピック (映画) - 1964年開催の東京オリンピックに関する記録映画。 1964東京オリンピック (テレビ番組) - 1964年開催の東京オリンピックに関するドキュメンタリー番組。
    1キロバイト (172 語) - 2021年7月30日 (金) 00:44



    約6割の人がオリンピックを観戦

    SELF8月16日「東京オリンピックの感想」に関するアンケートの結果を発表した。調査は8月にネット上で行われ、4176人から回答を得た。

    1位はやっぱり卓球!

    東京オリンピックで最も楽しんだ競技は1位が「卓球」(344人)、2位以降は「野球・ソフトボール」(309人)、「柔道」(194人)、「スケートボード」(144人)、「サッカー」(129人)、となった。

    観戦した人のうち、9割が「楽しめた」

    東京オリンピックを観戦した人のうち、90.9%が「とても楽しめた」、「まあまあ楽しめた」と回答し、満足度の高い大会であったことがうかがえる。

    20代の関心は低い

    また、東京オリンピックについての感想を年代別にみると、若い世代ほどオリンピックを観戦していないということが分かった。特に20代においては約半数が観戦しておらず、関心の低さが浮きぼりとなった。

    オリンピックで楽しかった競技は? 3位「柔道」、2位「野球・ソフトボール」 1位はやっぱり…?


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    東京オリンピックの開幕式の視聴者は約1,700万人で、リオの2,650万人から72%減少【NSI Research社調査報告】


    東京オリンピック(とうきょうオリンピック) 開催された大会 1964年東京オリンピック - 1964年に開催された第18回夏季オリンピック。 東京オリンピック (映画) - 1964年開催の東京オリンピックに関する記録映画。 1964東京オリンピック (テレビ番組) - 1964年開催の東京オリンピックに関するドキュメンタリー番組。
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    米国市場調査会社NSIリサーチが調査、データソース社(東京都港区)が出版する米国放送市場のマンスリーレポート「The Compass」の最新号が8月11日に配信されました。NSIリサーチ社が発表した関連のプレスリリースによると「NBCUniversalが放送/配信した東京オリンピックの開幕式の視聴者は約1,700万人で、リオの2,650万人から72%減少している」と報告しています。


    東京オリンピック視聴者は減少

    NBCUniversalが放送/配信した東京オリンピックの開幕式の視聴者(放送とストリーミング合計)は約1700万人で、リオの2650万人から72%の減少であった。リオの開幕式自体もはロンドン4070万人より35%の減少であった。放送とストリーミングの内訳は発表されていないが、NBCストリーミングでの視聴者はリオより72%増え、視聴者あたりの視聴時間も21%増えたと発表しており、放送での視聴が大きくと減少したようである。

    ※The Compass8月号では、
    視聴率減少についての分析を、放送市場に精通するNSIリサーチ代表Ted若山が解説しています。


    「The Compass」8月号その他のトピック
    ストリーミングサービスビジネスモデルとしてAVOD、SVOD、あるいは広告付きSVODのいずれが良いのか?
    ● 映画ビジネスの回復とPVOD
    RedboxのIPO
    ●「Black Widow」俳優がDisneyを訴訟
    ● MWCへの海外からの参加者は5000人
    ● 広告の大きな成長
    YouTubeの広告収入は$70億
    ● 共視聴アプリ利用者は20%増加
    Universal映画はPeacockが配信
    ●「Must Keep TV」のトップ10半分はOTT
    NBC Newsストリーミングに投資
    CNN+は2022年ローン
    NFL Sunday Ticketを狙う会社
    NEXTGEN TVの開始
    2024年にはvMVPDが30%を占める
    ● AT&TがDirecTVスピンオフを完了
    DishはAT&Tと回線契約
    CharterとCoxがParamount+を販売
    など。

    【このレポートについて】
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    2021年 The Compass 年鑑レポート- NSI Research
    パンデミックとDTCがもたらした変化とインパクト
    https://www.dri.co.jp/auto/report/dri/drinsir2021.html


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    (出典 news.nicovideo.jp)

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    「"ダメになっていく日本"を強く感じた」若者たちが東京五輪に失望した理由


    東京オリンピック(とうきょうオリンピック) 開催された大会 1964年東京オリンピック - 1964年に開催された第18回夏季オリンピック。 東京オリンピック (映画) - 1964年開催の東京オリンピックに関する記録映画。 1964東京オリンピック (テレビ番組) - 1964年開催の東京オリンピックに関するドキュメンタリー番組。
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    緊急事態宣言下で開催された東京オリンピック。閉会を迎えた今、若者たちはどんな思いを抱いているのでしょうか。期間中をどう過ごし何を感じたか、大学生高校生の総勢10人が語り合いました。司会と解説は『Z世代』(光文社新書)の著者、原田曜平さんです――。
    座談会参加者】
    國武
    立教大学3年生
    青山学院大学4年生
    鈴木慶應義塾大学4年生
    土井立教大学2年生
    矢追早稲田大学3年生
    山崎慶應義塾大学2年生
    池上日本大学1年生
    青野専修大学2年生
    岡田/高校2年生
    赤峰/高校3年生

    ■若者たちは大会をどう見たか

    【原田】開催前には多くの反対があった東京五輪ですが、いざ始まってみるとテレビ視聴率も高く、若者も含めて多くの人が見ているようです。皆さんはどうしているのか、また開催前と現在とで五輪に対する気持ちに変化があったのかどうか聞かせてください。

    【池上】私は開催前から「無観客なら賛成」でした。いざ始まってみると選手の試合にかける思いを強く感じるようになり、今も賛成の立場です。周りも始まってからはほとんど賛成派になって、選手の姿を見て励まされている人もたくさんいます。

    【國武】私は開催前も今も「無観客でも反対」です。だから試合も五輪関連の話題も本当は見たくないんですが、実際に始まったら友達がSNSで話題にしていたりパートナーテレビ観戦していたりで、どうしても目に入ってきちゃうんですよ。それで感じたのは、やっぱりグダグダだなと。開会式は直前まで問題だらけだったし、SDGsを掲げていたのに大量のお弁当を廃棄するし、東京の感染者数は爆上がりしているし。他にもひどいなと思うことがたくさんあって、こんな日本の姿が世界に伝わってしまうのは恥ずかしいです。

    【土井】僕は一貫して「アスリートのために開催すべき」と思ってきました。テレビでもよく見ていましたし、日本人選手がいい結果をたくさん残してくれて本当にうれしいです。一方で、メダルラッシュによって、今回浮き彫りになったさまざまな政治の問題がかすんでしまっている気がして、そこはよくないなと。本来ならこの問題をもっと追及すべきだし、忘れちゃいけないと思います。

    ■開催反対でも競技は観戦

    【森】僕は開催前は反対派でした。移動制限とか飲食店への休業要請とか、国民の生活を制限してまで開催するのはいかがなものかと思っていたので。でも、いざ五輪が始まったら観戦はしましたね。サーフィンスケボー、競泳など好きなスポーツテレビでやっていたらやっぱり見ちゃうし、戦っている選手を見たら応援もしたくなる。反対派だったけど、自分でも意外なほど観戦も応援もしていました。

    【青野】僕は「無観客なら賛成」派で、始まった後はとにかくエンターテインメントとして楽しんだっていうのが率直な感想です。もともとスポーツが好きで、特にサッカーバレーは楽しみにしていたので、テレビでずっと見ていました。あと、選手のSNSもよく見ましたね。選手村の様子とかがわかって楽しかったです。

    【矢追】僕はスポーツに興味がなくて、以前は五輪にも無関心でした。でも五輪が始まったら、SNSで友達のコメントとか選手の素の顔を目にするようになって、何だか楽しそうだなと思って初めてサッカーの試合をちゃんと見てみたんです。そうしたらスポーツ観戦の面白さに気づいてしまって、今後もっと見てみたいと思うようになりました。

    【赤峰】私の高校ではコロナでほとんどの学校行事がなくなりました。部活の公演とか、高校生活最後の行事が本当にたくさん中止になって、小さな行事はダメなのに世界的なイベントはOKなんて納得がいかなくて。だから五輪開催にも反対でした。でも始まったら、やっぱり感動しました。ソフトボールとか、13年ぶりの実施でまた金メダルってすごいなって。

    ■「メダルラッシュでよかったね」で終わらせてはいけない

    【山崎】私は今も開催には反対です。最初に掲げていた「復興五輪」はどこかへ行っちゃって、開会式の直前まで問題が山積みで、そんな状態で開催するなんてどうなんだろうって疑問だらけです。でもそういう問題とスポーツは切り離すべきかなと思うようになりました。母がずっとテレビをつけていることもあって、せっかく自国開催なんだから見ておこうかなって。結局、開会式から全部、ほぼすべての競技をテレビで見ました。今回集まった皆の中では私がいちばんよく見ているかもしれないです。

    【原田】開催前には反対していて、始まったら応援するというのは矛盾しているのではという意見もありますよね。「自分は反対だから一切見ない」という人もいる中で、自分の変化をどう思いますか?

    【山崎】矛盾しているのかなとは思いますけど、やっぱり選手はちゃんと応援してあげたいです。私は「やるならやるで応援しよう」っていうスタイルですね。ただ、今後は「メダルラッシュでよかったね」で終わらせず、見えてきた問題をしっかり解決していくべきだと思っています。

    ■他国で開催される大会と変わらない

    【原田】皆さんの大部分は割としっかり競技を見て、選手を応援したりして楽しんだようですね。開催前は反対だった人も、始まってみるとやっぱり見て応援して盛り上がったと。ただ、皆さんが言うように今回の五輪は問題続きでした。1964年東京五輪は「戦後日本の復興の証し」といった形で語り継がれているけれど、今回の五輪は後世にどう伝えられるのか。将来、皆さんが子どもや孫に「こんな五輪だったよ」と伝えるとしたら、どんな言葉で表現しますか?

    【土井】確かに楽しかったけど、皆で集まって盛り上がることもなく、ただテレビネットで見るだけだったので、「バーチャルオリンピック」かなと思います。その意味で、東京じゃなくて他国で開催される大会と変わらない大会でしたね。

    【矢追】僕は「SNSオリンピック」ですね。今回は選手がいろいろな画像や動画を上げてくれて、意外な素顔や裏舞台を見られて本当に楽しかった。選手との距離が近いように感じられて、個人的にはいい五輪だったなと感じています。

    ■日本がダメになっていく様子を強く感じた

    【鈴木】僕は「衰退五輪」ですね。1964年の五輪は経済成長とか、何か日本が上昇している様子の象徴だったと思うんですけど、今回は五輪をきっかけにさまざまな問題が明らかになって、逆にダメになっていっている様子を強く感じました。世界に日本のいいところをアピールしようとしていたはずなのに、ダメなところばかり出てきて、皆が「日本って大した国じゃなかったんだ」って気づいてしまった感じがします。

    【山崎】この五輪をきっかけに色々な膿が全部出て、ここから日本の政治が変わっていったんだよって伝えられたらいいな。その願いを込めて、私は「きっかけオリンピック」です。そうなれたら、この問題だらけの五輪にも少し意味があったのかなと思います。

    【國武】1964年の五輪はこの先も折に触れて思い出したいものかもしれませんが、今回は「忘れたいオリンピック」。私は将来、子どもにどんな五輪だったか聞かれたら、きっと「聞かないでよ、忘れたいんだから」って言っちゃいますね。

    【森】IOCに迎合しまくったという意味では「ご機嫌取りオリンピック」が露呈していたかなと思います。あと、結局はお金重視だったっていうところで「商業主義オリンピック」。一方で、選手はコロナ禍で大変な中すごく頑張っていたので、子どもには「色々よくない点があった」と言いつつ、でも選手たちは頑張っていたよってことは必ず伝えたいです。

    【原田】印象的な言葉がたくさん出ましたね。今回の五輪では、若者はスポーツの力や選手の頑張りは素直に受け止めているけれど、一方で色々な真実が見えてきて、政治や日本の問題をより強く感じ始めているようですね。次回は、たくさんあった問題の中でも特に許せなかったことや、今後どうすべきだと思うかといった点を聞いていきたいと思います。

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    原田 曜平(はらだ・ようへい
    マーケティングアナリスト
    1977年生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、博報堂に入社。ストラテジックプランニング局、博報堂生活総合研究所、研究開発局を経て、博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダー2018年よりマーケティングアナリストとして活動。信州大学特任教授。2003年、JAAA広告賞・新人部門賞を受賞。著書に『平成トレンド史』『それ、なんで流行ってるの?』『新・オタク経済』『Z世代 若者はなぜインスタ・TikTokにハマるのか?』などがある。2019年1月より渡辺プロダクションに所属し、現在、TBS「ひるおび」、フジテレビ「新週刊フジテレビ批評」「Live News it!」、日本テレビバンキシャ」等に出演中。「原田曜平マーケティング研究所」のYouTubeチャンネルでは、コロナ禍において若者の間で流行っていることを紹介中。

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    東京のオリンピックスタジアムで行われた2020年東京オリンピックの閉会式で、国旗が掲げられている=2021年8月8日 - 写真=SPUTNIK/時事通信フォト


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    メダル数激減で意気消沈の韓国、「健全な上昇志向」どこへ消えた


    東京オリンピック(とうきょうオリンピック) 開催された大会 1964年東京オリンピック - 1964年に開催された第18回夏季オリンピック。 東京オリンピック (映画) - 1964年開催の東京オリンピックに関する記録映画。 1964東京オリンピック (テレビ番組) - 1964年開催の東京オリンピックに関するドキュメンタリー番組。
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    (武藤 正敏:元在韓国特命全権大使)

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     8月8日に閉幕した東京オリンピックで、韓国の選手たちは過去にないほどの不振を極めた。メダル目標に達しなかったばかりか、お家芸であるテコンドーでは初めて金メダルなし、「世界最強」のはずの女子ゴルフも振るわず、団体スポーツで期待されていた野球、女子バレーでもメダルは取れなかった。

     原因は何か。おそらく、文在寅政権になってから若者が生活苦から逃れられず、スポーツどころではなくなったことが大きな要因になっている。日本のオリンピック選手はインタビューで一様に「オリンピックを楽しむ」と語っていた。スポーツや文化を楽しむためには精神的、物質的余裕が必要なのだろう。だが、韓国の若者にはその余裕がないのだ。

    日本への対抗心を活力源にしてきた韓国

     韓国の若者は精神的、物質的に追い詰められ、未来に希望が持てなくなっている。そして、そうした中でも文在寅政権は、北朝鮮追従、日本批判に血道をあげている。米韓同盟に対しても中国、北朝鮮に配慮するあまり、約束を忠実に履行する姿勢に欠けている。韓国の進むべき道は、米国や日本と協力することで安全保障を確保し、経済成長と活力を取り戻すことではないのか。

     しかし、東京オリンピックに際し、文在寅政権と与党民主党がしたことは竹島や旭日旗福島原発の処理水などに難癖をつけることであった。オリンピック開会式を機に文在寅氏が訪日し、日本側にごり押ししてきた諸問題について決着させようと画策していたが、これは失敗に終わった。目算を誤ったのは国内政治の意識で日本を見ているからである。

     韓国はこれまで、日本への対抗心を活力源としてきた。それはスポーツにおいても発揮された。そのことは一概に悪いこととは言えない。しかし、今の韓国の対抗心は「過去」を批判することで成り立っているように思われる。これでは互いの建設的な発展には結びつかない。では、韓国が未来志向的な対抗心を持つようになるにはどうしたらよいのか。それは、今の政治姿勢を改める以外にない。そうした前向きな国になった時、韓国のメダル獲得数も再び上昇に転じるであろう。

    不振を極めた韓国選手団

     オリンピック東京大会で、韓国のメダル獲得数は金6、銀4、銅10の計20個、メダル獲得順位は16位という結果に終わった。開会前には「金メダル7個以上、総合10位以内」を目標に掲げていたが、残念ながら達成できなかった。金メダル獲得数は1984年ロサンゼルス大会(6個)以来の最少に終わった。

     今回の金メダルの6個の内訳を見てみると、アーチェリーが4個で、それ以外の金はフェンシング男子サーブル団体と体操男子種目別跳馬の申在煥(シン・ジェファン)の2つにとどまった。韓国の金メダル獲得数は2012年ロンドン大会(13個)が最高で、以来減少を続けている。

     期待されている種目での苦戦も目に就いた。

     韓国伝統の武術であるテコンドー2000年シドニー大会で正式競技となって以来、金メダルを逸したのは今回が初めてだったし、得意種目の柔道、レスリングも不振であった。前回の女王を含め世界ランキング6位までの4人が出場したゴルフ女子でも韓国勢のメダルはなかった。

     2008年北京オリンピックでは野球が金メダルに輝いたが、今回は団体競技でも成績を上げることができなかった。野球代表は日本、米国に相次いで敗れ、3位決定戦でもドミニカ共和国に敗れ、メダルを取れなかった。

    日本に水をあけられた韓国

     競争社会の韓国では、これまでもオリンピックとなれば「メダル競争で何位に入るか」、「日本より上位にあるかどうか」に関心が集まっていた。それが国威発揚になったし、韓国の成長の原動力ともなっていた。

     勢い、オリンピックメダルを獲得することに重点が置かれ、競技団体への政府補助金はメダル、特に金メダル獲得の可能性のある種目に重点的に配分されてきた。またお金に関して言えば、財閥企業も政府指導の下、競技団体のスポンサーとなり選手の育成強化に協力してきた。こうして、国中が一丸となって競技力向上に力を尽くしてきた。

     一方、日本の東京五輪でのメダル獲得数は、金27、銀14、銅17の計58個、メダル獲得数の総合順位は3位であった。金メダルの数で韓国の4.5倍、メダル総数で韓国の約3倍、順位でも日本は韓国より13番上にいる。

     日本の人口は韓国の2倍以上である。だが、韓国は1988年ソウル五輪以降、夏季大会・冬季大会を通して、メダル獲得数で日本を下回ったことは数えるほどしかない。日本がメダル数で韓国を上回ったのは88年の長野、2004年のアテネ、そして2016年リオデジャネイロ大会だけだ。これは、韓国が日本に対する対抗意識を燃やして、競技力向上に心血を注いできた結果だろう。

     ところが今回の東京五輪では日本に大きく水を明けられる結果となった。これは韓国人の競技力が衰退したというよりも、韓国社会の変化、そしてオリンピックでさえ国内政治の一環と見る文在寅政権の姿勢の変化が影響しているように思う。

    脱「金メダル至上主義」は成熟化の証?

    「若者がメダルの色にこだわるよりも、挑戦そのものに意義を見出して大会を楽しむ雰囲気に変わりつつある」(中央日報)

    「今回のオリンピックでは『私たちが望んでいた色のメダルではない』と述べた番組キャスターが批判を浴び、ネット上でも国威より選手一人ひとりのストーリースポーツマンシップの方に注目している」(朝鮮日報)

     韓国の主要メディアは、国民のオリンピックを見る目が変わってきたとして前向きに評価している。韓国社会全体が精神面で成熟し、「金メダル至上主義」から脱したということだ。

     確かにそうしたポジティブな精神的変化もあるのかも知れない。だが、韓国の野球チームが日本に敗れ、敗者復活戦に回ると、選手に対して一部のネットユーザーから「反民族行為者」などといった過剰な非難コメントが投げつけられた。こうした実態を見れば、韓国人の一部には勝負への強いこだわりがあるし、特に日本への対抗意識は今も韓国人の精神に色濃く染みついていると言わざるを得ないだろう。

     であるならば、韓国の若者たちのメダルへのこだわりが薄くなったように見える現象はどこに原因があるのか。それは、彼らの置かれた社会的立場を反映した結果と見るべきではないだろうか。

     韓国社会は激しい競争社会だ。その社会の中で若者は、「競争に勝つこと」「1位になること」だけを追求するよう強いられてきた。だが、そのような競争社会では勝者よりも敗者のほうが圧倒的に多い。必然的に、挫折感を味わっている人が社会の多数を占める。そうした人々は、勝者に対して尊敬を抱くと同時に、勝ち組に残れなかった人に対して共感を抱く。だから今回も、メダル獲得に至らなかったアスリートに優しい眼差しを向けることが出来たのだろう。

     また現代の韓国の若者には、「社会が公正ではなくなった」という潜在的な不満がある。だから若者たちは選手が不当な扱いを受けると、自分のことのように激怒し、励ました。7月28日、大韓アーチェリー協会のホームページに「(髪形などを理由にフェミニスト批判された)韓国代表・安山(アン・サン)選手を守ってほしい」という意見が5000件寄せられたという。これもその一例だろう。

     韓国社会は、上昇志向の強い社会であった。それが国力引き上げにプラスに働いた時代が続いたが、現在は過剰な競争社会で勝ち残れなかった人々が抱く挫折感と社会に対する不公正感が、オリンピックを見る目に変化をもたらしているのではないだろうか。

    大会期間中もアラ探しに忙しかった韓国メディア

     それでも日本への対抗心は旺盛だ。しかし肝心の競技成績では日本に大きく見劣りした。その韓国人の不満は、「2020東京オリンピックは失敗であった」という評価に一斉に向かった。

    「中央日報」は、3日付けの日刊ゲンダイDIGITALの記事を引用して、「日本が連日メダルラッシュに沸く一方で、SNS上では海外から辛辣なコメントが噴出している」と報じた。

    東京五輪に世界中から『ワースト』の不名誉・・・コロナ禍で強行し米NBC視聴率ボロボロ」というタイトルの記事は日本ポータルニュースYahoo!JAPAN」でしばらくアクセスランキング1位に入って話題を集めた。

     同メディアが最も注目した部分はテレビ視聴率に関連した米国経済専門メディアブルームバーグ」の指摘だ。

     ブルームバーグによると、米国放送局NBC視聴者数が2016年リオ大会と比較して42%減少した。先月27日までの集計結果だ。これに伴い、NBCは五輪後半戦に期待をかけながら広告主には追加の広告など補償策を提示している>(中央日報8月4日付)

     中央日報は別の記事でも、英国の競歩選手が「札幌での生活は刑務所のように感じる」「食事もめちゃくちゃ」とSNSに批判のコメントを投稿したことや、イスラエルの選手が段ボールベッドを壊す様子を写真付きで報じるなど、接遇面での選手の不満をクローズアップしてきた。

     そもそも、今回の東京オリンピックに関して韓国側に当初から多くの“不満”を抱いていた。

     東京五輪パラリンピック組織委員会のホームページに掲載した聖火リレーの日本地図に「竹島を表記したことは受け入れ得られない」との韓国の抗議に対し、IOCは「日本が政治宣伝を目的としたものではない」とこの抗議を却下。国民の反日機運に火を付けた韓国は、これ以降、地図問題での不満を声高に叫べなくなった。

     また晴海の選手村の韓国選手団居住区に、李舜臣将軍が日本と戦う前に国王に報告した言葉をもじって韓国選手団の応援メッセージを書き記した横断幕を出したところ、これもIOCによって不適切と指摘され、撤去を求められた。

     福島産の食材を避けるため、選手村に韓国産食材を持ち込むことは日本側に拒否された。それではとばかりに、大韓体育会が選手村付近に韓国食材を用いる給食センターを設置したところ、日本政府は韓国外交部に「風評被害を助長しているとして適切な対応を求めた」という。

     おそらく多くの韓国人にとって、今回の東京五輪は開幕前から「違和感あり」と映っていたのではないだろうか。ましてや開幕してみれば、期待したほどの成績を韓国人選手たちが残してくれなかった。選手をあからさまに責めることはなかったが、不満のはけ口を日本批判に求めることになったのだろう。

    オリンピックを政治宣伝に使おうとする文在寅政権

     そうした国民の感情とは違って、文在寅政権にとってはオリンピックも政治宣伝の場でしかないようである。オリンピックは平和の祭典であり、世界の人々がスポーツを通じて交流し、友好を深める場である。オリンピックはフェアプレイの精神、スポーツマンシップを重視する。

     しかし、2020東京大会に接する文在寅氏と与党民主党の姿勢には、オリンピックスポーツの祭典、平和を目的とする世界の人々の交流の場としてみる考えよりも、国内世論を意識した政治活動の一環との観点が先に立っていたようである。

     何が何でも自分たちの利益だけを守ろうとする文在寅政権にはスポーツマンシップは存在せず、オリンピック精神、多様な価値観を尊重し、オリンピックの場を通じた国際交流を進めようという意識は存在しない。自分たちだけが正しいという意識だけである。

    64年東京五輪を強烈に意識していたソウル五輪

     かつての韓国はそうではなかった。

     88年のソウルオリンピックの際の韓国人の意識には、64年の東京オリンピックの成功事例が強くあった。64年東京大会は過去のオリンピック大会の中で最も成功した大会とされ、日本の経済成長した姿を世界に示すことが出来た大会であった。その東京五輪モデルに、ソウルオリンピックを是が非でも成功させようと韓国国民は努力した。

     その結果、88年ソウル大会は見事に韓国の経済発展と、文化のすばらしさを世界に広める機会となった。日本からも多くの人々が韓国を訪問し、日本人の韓国に対する認識を改める機会となった。同時に、韓国からの訪日客急増のきっかけともなった。

     このように国際社会の中で韓国のすばらしさを発揮しようとしていた時には活力に漲っていた。88年のソウル大会で、韓国のメダル獲得数は金12、銀10、銅11の計33であり、ソビエト東ドイツ、米国に次いで4位の成績であった。

     しかし、文在寅政権になってからの韓国の国際関係は国内政治に引っ張り回されてきた。国内政治はネロナンブル(「自分がやればロマンス、他人がすれば不倫」)という、政権に近い人々だけを重視するダブルスタンダードが当たり前の社会に変わってしまった。そこにはフェアプレイの精神、スポーツマンシップはなく、利権に群がろうと誰もが目を光らせるような社会に変貌した。同時に「努力すれば報いられる」という健全な上昇志向の意識が失われた。

     こうした社会ではスポーツの発展は難しい。今回のオリンピック文在寅政権になってから顕在化した韓国の「負の側面」が強く出た結果であったように思う。

     韓国社会が今の国内政治の在り方を改めて、再び健全な社会となり、五輪においても日本と正々堂々のメダル争いを繰り広げるようになることを期待したい。

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    8月4日、東京五輪野球準決勝の日本対韓国戦。2-2で迎えた8回裏、リリーフに立った高佑錫投手は、山田哲人選手に試合を決定づける3点二塁打を許し、思わず肩を落とした(写真:YONHAP NEWS/アフロ)


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    五輪閉会式、国民の評価は? 直前はポジティブ上回るも...SNSデータから分析


    五輪」、「ロンドン五輪」などのように、日本で特に紙媒体において使用されている。2019年2月1日、IOCにより日本国内において商標登録された(第6118624号)。 オリンピックマーク - 一般に「五輪マーク」と呼ばれる。 宮城県仙台市宮城野区の地名。五輪1丁目と五輪2丁目があり、五輪2丁目には宮城野区役所が所在する。
    2キロバイト (258 語) - 2021年5月28日 (金) 00:33



    東京オリンピック(五輪)の閉会式が2021年8月8日夜、国立競技場で行われた。

    内容をめぐってはSNS賛否両論寄せられ、良くも悪くも注目度の高さが際立った。反応を探ると、人々の評価が変化する「逆転現象」が起きていたことが分かった。

    開会式は好評も...

    検索サービスYahoo!リアルタイム検索」でツイートの感情分析をすると、式典直前(13時~20時、3万3651件)はポジティブ(59%)がネガティブ(41%)を上回り、期待感の高さをうかがわせた。

    しかし、式典中(20時22時30分、52万3378件。NHKの中継は22時20分に終了)は、ネガティブ(51%)がポジティブ(49%)を逆転した。期待を裏切られたと感じた人が少なくなかったようだ。

    式典直後~翌日(22時30分~9日12時、9万9530件)には、ネガティブの割合が56%に拡大した。式典全体を振り返った上でも、やはり不満が多く表明されている。

    一方、ドローンの演出やゲーム音楽などが話題となった開会式の反応(7月23、24日。83万5024件)は、ポジティブが64%と対照的な結果だった。

    「全体的にセンスが一昔前で...」

    SNS分析ツールソーシャルインサイト」で調べると、式典中に最も「#閉会式」を含むツイートが投稿された瞬間は20時45分ごろだった。

    選手や関係者の入場が終わり、ショーが始まったタイミングだ。直前には会場上空に五輪エンブレムを描く光の演出があった。

    ショーテーマは「日曜日の昼下がりの公園」。スカバンド東京スカパラダイスオーケストラ」の演奏に合わせ、けん玉やヨガ、ダブルダッチなどのパフォーマンスが繰り広げられた。「普段の東京の姿を感じてほしい」とのメッセージが込められていた。

    もう一つの盛り上がりは、21時30分ごろ。日本の伝統的な舞踊が披露され、特に「東京音頭」はツイッターのトレンド入りするほど言及された。

    「#閉会式」と一緒に書き込まれた頻出語は、「良い」「すごい」「楽しい」「素晴らしい」「恥ずかしい」「つまらない」などが見つかる。

    「この光の演出はすごい...」
    「宝塚による国歌斉唱と自衛隊による国旗掲揚 凄いコラボ
    パリ五輪映像演出は凄かった」

    など好意的な意見がある一方、

    「好き勝手バラバラにやりすぎてて統一感なくて、あと全体的にセンスが一昔前でちょっとつまらない」
    「閉会式がダサすぎて世界に対して恥ずかしい」

    と酷評も目立つ。

    個別では評価できる演出があったものの、トータルでは"失敗"に映った人が少なくなかったようだ。

    #閉会式の共起キーワード


    (出典 news.nicovideo.jp)

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